肩こり辛いですね😂
『肩こり、首筋が張って辛い、、、』
『頭痛まで始まって毎日が辛い』
そんな方、沢山いると思います。
本日は一般の方々向けに、肩こりなどはどういう仕組みで作り上げられていくのか❓
どうすれば少しでもラクにしていけるのか❓
ということについてお話しできればと思います!
そもそも肩こりなどの筋肉の固まりや張りは、我々医療者では『筋硬結』としばしば表現されます。
文字通り、筋肉が硬くなった状態ってなことですね〜!
では、なぜ筋肉が硬くなっていくのかというと、、、
『休まることなく筋肉が働き続けている状態が続いてしまっているから』
という場合がほとんどです。
要は人間と一緒で、筋肉も
『メリハリがないとダメ』なんです。
というのは、ずっと力が入り続けるという状態や同じ姿勢や特定の状態でいると、筋肉が縮まった状態が続くので、その場所への血流が滞ってしまうんですね〜。
そうすると、
その部分には疲労物質が溜まってしまい、人間は痛みとして感じる
➡️痛い部分の筋肉は反射的に縮こまろうとする
➡️縮こまった筋肉には血流が滞る
➡️血流が減ると疲労物質も滞る
➡️疲労物質の存在が痛みとして感じる
➡️痛い部分の筋肉は反射的に縮こまる
この悪循環がループする事で、筋肉はどんどん硬い状態に変化していってしまいます。
皆さん、肩こりとかがひどくなった時、揉み屋さんとかにいく方いますよね?
それも良くも悪くもなんですよ〜。
特に、力づくでゴリゴリほぐすようなとこ。
よく、
『揉み返しが酷くて逆に辛くなった』という話もしばしば聞きますが、アレは本当に良くないです。
確かに、強く揉まれて痛い思いをした直後は
『ラクになった‼️』と感じるかも知れませんが、
それ、実は、
『痛いところに、それ以上の痛い思いをしているので、もともとの痛みが紛れてるだけなんですよ』
もともと痛くて筋肉が硬くなってる所に、さらに痛い刺激を加えてしまうことで、一時的に痛みは麻痺するものの、実際にはもともとの痛みよりも、さらに痛い思いをしているわけなので、結果的に筋肉はさらに硬くなり血流は滞る。という現象が起こります。
さらに、痛い揉みほぐしの刺激によって筋肉の組織はダメージを受けることになりますが、その筋肉を修復するための血流が不足してしまうので、やはり痛みは結果的に強くなってしまう。
それがいわゆる『揉み返し』という状態です。
では、その辛い肩こりなどはどのように対処すれば少しでもラクになるのか❓
答えは単純な流れです‼️
結局は、
『血流が悪くなっている』
ということが1番の原因で筋硬結に繋がっているわけですから、
血流が良くなるようなことをしてあげれば良いわけです♫
血流を良くしてあげることとは、
1.しっかり暖めてあげる(お風呂など)
2.適度に動かす(肩甲骨からしっかりと)
の2つ。その他にも痛みを軽減させるために重要なことがあって、
3.しっかり気分転換を図る
4.たくさん笑う
という事も大切です‼️
とくに『気分転換』というのは、実は非常に重要で、肩こりなどのような重だるいような痛みっていうのは、『心理的な要素』が大きく影響するんです。
例えば、、
何か楽しいこととか、夢中になっている時間っていうのは、頭のことを忘れていうことがあると思います。
逆に、気分が落ち込んでいたり、悩み事が多くてモヤモヤしてる時というのは、痛みが強く感じたりするというような事も、皆さん経験があるかと思います。
これ、気のせいではないんですよ‼️
研究の結果としても、ちゃんと実証されてることなんです。
抑うつ傾向の人とそうでない人で、肩こりなどの慢性的な痛みで困ってる人を比較したら、
抑うつ傾向の人の方が圧倒的に慢性的な痛みを抱えてるという報告もあります。
心理的な問題っていうのは簡単に解決出来ることではないですし、解決までとても時間のかかる事だと思います。
しかし、たくさん笑ったり気分転換を図っていく事で、痛みも改善されていくことが期待できますので、『痛み』のせいで生活に支障がある方々こそ、気分転換や自分にとって楽しい夢中になるような時間を大切にしてみてはいかがでしょうか❓
そんな私も、首、肩、腰の慢性的な痛みを抱えて日常生活に本当に支障がありましたが、趣味を見つけたり、体を動かすようにしたりする中で、徐々に改善してるのを自覚しています♫
痛みで困っている方の何か後押しになればと思います‼️
ではでは‼️